はじめて大学教員の公募面接に呼んでいただいて
先日ありがたいことに大学教員の公募面接の機会をいただけたのですが、緊張してうまく答えられなかった質問があったので、その後しばらく考えて今ならこう返答するなということを書いていきます.
※大学が特定できないように質問内容を一部アレンジし、自分の研究・教育活動に対する部分に焦点を当てています。
Q.研究の出口、特に官民を巻き込む部分
A.今使っている数理的な手法を自治体内部の方々でも使えるようにサポートするところ。コンサルなどに外注している部分を高度に内製化できるんじゃないか。バズワード的だがGovTechのようなこと。
Q.10年以上先の研究目標
A.公営住宅の再編や空き家の発生要因分析といった研究テーマは日本および将来の世界的な人口減少の問題に直接関連しており、重要なテーマであり続けると思う。一方で機械学習を中心とした現在のメインの研究手法は今後変化する可能性が大きい。機械学習に代わる新たなデータ分析手法が登場した場合は柔軟に取り入れていきたい。今でも新しい技術を用いた萌芽的な研究をいくつか並行して取り組んでいる。
Q.国公立と私立の違い
A.今所属している京都大学に比べ、私立の良さは多様性だと思う。お笑い芸人の卵がいたり、プロスポーツ選手を目指す人がいたり、第一志望の大学に落ちて大学院進学で再チャレンジを目指す人がいたり。そういうパワフルな環境に身を置けるのであればそれは光栄なこと。
Q.数学が苦手な学生に数理的な手法をどう教えるか
A.研究では、文系寄りの課題を一緒に考えたい。講義については、なんとなくの概念だけでも覚えてくれたらいいと思っている。機械学習では大まかに予測と分類ができると知ってもらえるだけでも十分その後の入り口になれると思う。
Q.教育に対するモチベーションはどこにあるか
A.授業内容をまとめることで自分もまた勉強になる。学生のリアクションやレポートから新しい視点をもらえ、研究にフィードバックできる。いい循環を作りたい。また、大学で学んで今の自分があるのでそれは次世代に還元したいと強く思う。
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