論文公開:再帰関数を用いた深さ優先探索アルゴリズムによる公営住宅再編計画対象住棟の選定手法の提案

2023.03.01 日本建築学会計画系論文集に査読論文が公開されました.

稲田 浩也,三浦 研:再帰関数を用いた深さ優先探索アルゴリズムによる公営住宅再編計画対象住棟の選定手法の提案,日本建築学会計画系論文, 第88巻,第805号,pp.813-822,2023.3

DOI: https://doi.org/10.3130/aija.88.813

Jstage:https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/88/805/88_813/_article/-char/ja

本研究では,公営住宅の多くで老朽化が進行する現状において,既往研究で提案した,合理的な再編計画を支援する手法を,より汎用的に改善し,神戸市営住宅の2つの住宅で実践してその実用性を明らかにしました.

まず,グラフ探索アルゴリズムの一つである再帰関数を用いた深さ優先探索を応用したアルゴリズムを開発し,総当たりのアルゴリズムよりも大幅に計算量を削減し,より多くの住棟・住宅を対象に再編対象住棟の検討可能な方法を導きました.

ここで,住宅によっては,再編可能な組み合わせが少なく,再編方針が限定される可能性を明らかにした.合わせて「売却地および残された敷地の住棟が隣接しているか」および「売却地および残された敷地がそれぞれ接道しているか」が考慮され,今までのプログラムからより実用的な組み合わせが導出できるようになりました.